２年前に「少年少女文庫」さんに投稿しました、亜希みちるさんとの合作です。
わたしは姫神奇譚シリーズの外伝（「華代ちゃん」風の姫神様）は何作か書いて、文庫にも投稿していたのですが、姫神奇譚シリーズ本編の作風はあまり得意ではなかったので、本編は書いてなかったのでした。
そこに亜希さんからの合作の申し入れのメール。いっしょに、前半部まで書かれた作品が送られてきました。とっかかりの部分がすでに書かれていたので、シリーズ本編の作風に合わせるような感じで続きを書くことはそんなに難しくはありませんでした。
完成した作品を亜希さんにお見せしたら喜んでもらえてなにより。文庫への投稿作業はわたしが担当しました。
なお、「第十四話」という数字は、少年少女文庫での姫神奇譚シリーズ本編の通算話数です。わたしの書いたシリーズが１４本あるというわけではありません。

しかし、亜希さんはその後ぱったりと表舞台に姿を現さなくなりました。
わたしはこの作品を「こうけい。オルグ」に再録しようとずっと思い続けていたのですけれど、共作者と連絡をとってないのに勝手に載せるわけにはいきません。
そうしているうちに、先日亜希さんが自分のホームページを開設したとの知らせです。そして、この作品もしっかりと掲載されておりました。
ということで、わたしのほうでも掲載させていただくことにします。

永遠の処女にされた小鳥遊（「たかなし」と読むそうで……ｍｋ８４２６さん、ありがとうございます）のその後を描く続編を書いてみようかという構想もあったのですが、いつしかペンディングに。
これを機会に、気が向いたら書きたいな。