月が変わる寸前、駆け込みでアップさせていただきました。
解説は月明けになってしまって失礼します。


西洋のチェスは日本の将棋と違って、「成金」はありません。
けれども、いちばん弱い駒「ポーン」だけは、敵陣に入ると「キング」以外の任意の駒に「成る」ことができます。一般には最強の駒「クイーン」に成るのですけど。
このことに着目した「少年少女」ＴＳフィクションです。

もちろん「少年少女」とは「少年と少女のための」という意味ではありません。
そして、某サイトとはなんの関係もありません。

笑えるひとが、にやりと笑っていただければ幸いです。

（20030408　追記）改訂のお知らせ
すみません、チェスのルールを勘違いしてました。
ポーンが「成る」のは敵陣のいちばん奥、行き止まりに達したときでした。

もとのストーリーでは主人公は敵のポーンを倒して、敵のいたところへ進んで、成っています。
でも、ポーンが自陣のいちばん奥にいることは、ありえないんです（冷汗）　チェスは将棋と違って、駒を「打つ」ことができないので。
つまり、もとのストーリーは、チェスではありえないシチュエーションだったのです！

そこで、主人公が倒した敵を城兵（ルーク）に変更させていただきました。これなら問題はないはずですので。
ついでにあわせて、ラストのセリフも「クイーン」だとわかりやすいように「本当に長距離が移動できるのか？」と手直ししました。