当時の少年少女文庫ではショートショート物がブーム（？）なようでしたので、発表してみました。
本文のほうではスタイルシートをちょっとだけ使ってみたのですが、あれから使いこなせてませんね（冷汗）
記憶を失ってしまった女性がこれからどうやって生きていくのかは、ご想像におまかせします。

ご存知の方も多いと思われますが、このストーリーは『星新一編　ショートショートの広場（１）』（講談社）の最初に収録されている作品、『できすぎ』（作：吉沢景介）にヒントを得たオマージュです。
そして、某有名１８禁ノベルゲーム（漢字一文字のタイトルで、最近、リメイク版が出たアレです）のおまけシナリオに、このショートショートとそっくりなストーリーが収録されたため問題になって、結局このおまけシナリオは後の生産ロットでは削除されました。『かわりすぎ』は、そのできごとを皮肉った作品でもあったりします。「赤村」「竹森」「パープル国」という名前も、わかる人が読んだら苦笑ものなのです。