「ランドセルの巻」（２００２年４月２２日発表　２００２年５月１１日再録）
どうしてなのかはわかりません。
このホームページを始めてからだとは思いますが、いつのころからか、わたしは「若女将」と呼ばれたいと思い始めていました。
「若」という言葉の持つ未熟さと将来性、「女将」という言葉の持つ厳粛さと、何よりも女性性を、自分のものにしたくなったのです。
昔見ていたＮＨＫ朝の連続テレビ小説『おんなは度胸』を不意に思い出したせいかもしれません（あちらでは桜井幸子さんが若女将役を演じてましたね）。
そして、日記を書くためモニターに向かっているうちに、その願望が衝動的に強くなって、気がついたら即興で旅館の若女将が登場する短編ＴＳＦを書いていました。
保健所の役人がランドセルで小学生にＴＳさせられましたが、裏設定ではあの小学校は女珀館とは経営母体が同じだったりします（女珀学園？）。

それと、あくまで建前上は、あの大女将にモデルはおりません（爆）。
「若女将」がいるなら「大女将」もいるだろう、大女将になるような人物像といえば白き女王様が連想される、という感じでキャラクターが固まっていきました。
一応、不評ならばこのＴＳＦそのものを削除するとも書いたのですが、今のところ削除依頼のような苦情はありません。

なお、アバウトに決めた旅館の名前は、再録時に修正してあります。由来が「白」と「女王」であることに変わりはないのですが。

「キノコの巻」（２００２年４月２５日発表　２００２年５月１１日再録）
一部で好評をいただいた即興ＴＳＦ。
そこで３日後にさっそく第２弾を書きました。本当に即興でさらさらっと書いちゃいました。
この回は、この旅館独自のＴＳサービスが登場してます。

「階段の巻」（２００２年５月３日発表　２００２年５月１１日再録）
日記の上のほうで入れ替わりネタを書いていたときに、ふと思いついて書いた作品です。
５月４日の日記を見ればわかりますが、重大なミスがありましたので再録時には修正してあります。
あと、爆発音が若女将のせいだということを階段落ちの後にはじめてバラすように修正して、若女将のおとぼけぶりを強めています。

「天気予報の巻」（２００２年５月４日発表　２００２年５月１１日再録）
ストーリーでは長雨続きのＧＷですが、実際のＧＷは東京地方ではわりと晴れの多い天気でしたね。
感想掲示板でＫＥＢＯさんが使われた「気分予報士」という言葉が気に入りましたので、再録時に使わせてもらいました。どうもありがとうございます＞ＫＥＢＯさん

「国税局の巻」（２００２年５月３日投稿　２００２年５月１１日発表）
思いもかけず、よしおかさんからいただきました作品です。
「白王妃荘」という旅館名や、華代ちゃん風（？）の前口上までつけていただき、本当にありがたいです。
唐突に「ＴＳ税」を登場させたり、大女将の「ほれ」でＴＳが始まったりするあたりのノリが、なんともよしおかさんらしい味を出しております。
まあ、「若女将」という呼び名自体、よしおかさんを意識していたわけで、その当人から作品をいただくのは、ある意味わたしの無意識のうちの本望だったのかもしれませんが。

なお、「こうけい。オルグ」では今後も、みなさんからの『女珀館の若女将。こうけいシリーズ』の投稿をお待ちしております。

「税務署の巻」（２００２年５月１１日発表）
よしおかさんからいただいたお話へのお返しという形で書いた作品でして、日記には収録されていません。
“若旦那”も今後はときどき登場するキャラクターになりそうな予感がしますね。
あっ、若旦那はよしおかという名前ですが、実在するよしおかさんとは建前上は無関係です（冷汗）。

「女珀館」という旅館名はこの回で決まりました。「女王」で「白」の「館」という意味です。
よしおかさんの「白王妃荘」という名前もなかなかいいんですけれど、やっぱりわたし独自の名前をつけたかったというのと、わたし的には大女将は「王妃」というより「女王」というイメージだというのと、漢字３文字のほうが旅館の名前としては語呂がいいということで、こういう名前になった次第です。
若旦那の旅館「誠展館」は、読み方は多くのかたが想像されるどおりです。読み方だけは同じ名前の旅館がＴＳ物ではたくさんありそうですが、同音の漢字がたくさんありますから、おそらく字まで同じ旅館はないかと思われます。あったとしても他意はありませんけど。

「はじめてのわかおかみの巻」（２００２年５月１１日発表）
若女将作品のシリーズ化を決めたのと合わせて書いたストーリーです。
またのタイトルが『わたしがＴＳＦを書く理由』。
こちらに収録するにあたっては、あちらこちらに手を入れさせていただきました。

このときＴＳさせられた女子高生の高校は女珀館と経営母体が同じで、第１話でＴＳさせられた小学生の小学校と一貫教育だという裏設定があります。

タイトルの由来はゲーム『はじめてのおるすばん』。内容は全然関係ありませんけど。

「エレキの若女将の巻」（２００２年５月１３日発表）
役人が悪役でなかったはじめての作品です。たまにはこういう展開でもいいかと思って。

「１．２１ギガワット」の由来は『ＢＡＣＫ　ＴＯ　ＴＨＥ　ＦＥＭＡＬＥ』じゃなくて（爆）、『ＢＡＣＫ　ＴＯ　ＴＨＥ　ＦＵＴＵＲＥ』の「１．２１ジゴワット」です。
落雷系入れ替わりストーリー、例えばドラマ『放課後』や『パパが私で私がパパで』も、実は落雷時の電力が１．２１ギガワットなかったから入れ替わりで済んでいたのかもしれませんね（笑）。

タイトルの由来は言うまでもなく加山雄三主演の映画『若大将』シリーズです。でもエレキギターは出てきません。期待した人、ごめんね。

「不審者？の巻」（２００２年５月１６日発表）
前回は悪役でなかったおまわりさんですが、今回はいじってみました。
服の上から皮をかぶせられても、皮と体が一体化して変身してしまうのが怖いですねえ。
くどいようですが、この物語は、特定の人物、団体、国家とは一切関係ない…はずです。

「ＴＳ禁止令！？の巻」（２００２年５月２８日発表）
言うまでもなく、当時あったＩＷＣ（国際捕鯨委員会）総会で問題になった、調査捕鯨や先住民捕鯨が元ネタになっています。
「ノー」「イエス」のやりとりをした日本代表や、加盟を拒否されて不平を言うアイスランド代表のセリフはニュースでも放送されましたね。
誠展館・若旦那のよしおかさん、出演ありがとうございます。
戸蘭素荘の旦那からＴＳしたクミちゃんも教育の甲斐あってか、早くも花形仲居だそうで(^^)

「セールスレディの巻」（２００２年５月３１日発表）
女珀館が華代ちゃんシリーズと融合しました。
大女将の観察力はほんと鋭いですね。さすが、いつも若女将を見守っているだけあります。
あのあと若女将は責任をとって、変身させられたみなさんを元に戻していたそうです。

それにしても、若女将はどうして姿を隠していたのでしょうか？
実は、作者のわたしも考えてません（爆）。

「ＫＥＢＯさんご招待の巻」（２００２年６月１３日発表）
「こうけい。オルグ」１００００ＨＩＴ記念作ということで、１０００２ＨＩＴというニアピン賞を獲得したＫＥＢＯさんにプレゼントしたＴＳＦです。
ＫＥＢＯさんのご意向に沿う形で、強制変身ものにしました。
シリーズもののお約束（？）、「偽女珀館」がついに登場しちゃいました。
偽若女将の正体が山猫なのは、宮沢賢治の『注文の多い料理店』の雰囲気で書こうとした名残だったりします。
余談ですが、本物の若女将はきちんと給料をもらっていますし、休日もありますよ(^^;
大女将だって労働基準法を守ってるんですから（苦笑）。

あらためて、ＫＥＢＯさん、ニアピン賞おめでとうございます＆当シリーズ出演への快諾ありがとうございます。

「ＭＴＦ社員の巻」（２００２年６月１８日発表）
実在の会社とは無関係ではありますが、モデルになった事件は一応あります（苦笑）。念のため。
ＦＴＭの競艇選手は、男性として登録できたというのに、どうしてＭＴＦ会社員は会社ともめたんでしょうか？
世間に、もし「男尊女卑」でも「女尊男卑」でもない「ＦＴＭ尊ＭＴＦ卑」の風潮があるのだとしたら、嫌な話ですね。
でもわたしは、いずれ時が熟せば、ＭＴＦな人が女性として社会活動できるようになると信じていますよ。

「Ｗ杯観戦の巻」（２００２年７月５日発表）
まだＷ杯の余波がさめやらなかったときの作品です。
某代理店のチケット管理ミス、問題になりましたよね。
「エレキの若女将の巻」に登場した人格交換機が、動力源をゴミに変えて再登場です。
動力源がゴミに変わるあたりまで、某映画のデロリアンといっしょ（苦笑）。
あと、若女将のこうけいがＴＳしないのは一種のお約束です（苦笑）。
ＭＴＦな役人Ｃさん、本当にいてくれれば心強いんですけどねえ。
いつかどこかで彼女が再登場することを、他人事のようですが（爆）願いましょう。
それにつけても、大女将がサッカー大好きで、よかったーっ（苦笑）。

「タイアップの巻」（２００２年７月１１日発表）
ひとつぶで２度おいしい、アーモンドグ○コ……おっと違った、「とあるＣＭ〜チョコレート」のネタの再利用作品です。
タレントから思いもかけず仲居にされちゃったナカイくん、なかなか使いやすいキャラですので、その後の即興ＴＳＦにも再登場しています。

「再会の巻」（２００２年７月３０日発表）
仲居が板についたナカイさんが元気を取り戻すまでのお話です。
若女将、大女将、そして誠展館の若旦那がそろって大活躍。
持て余したＷ杯スタジアムのいくつかが、この夏にＳＯＡＰ、じゃなくてＳ○ＡＰのライブ会場になったのは本当のことです。

「大当たりの巻」（２００２年８月５日発表・書き下ろし）
日記の即興ＴＳＦじゃなくて、書き下ろしで書いてみました。
○ッテ○ーモンドチョコレートと仲居のナカイさん、わたし的にはすっかりセットになっちゃいましたね（苦笑）
だって、どんどんネタが浮かんでくるんだもの。
なお、大女将が登場しなくてすみません。

「たつみさんご招待の巻」（２００２年９月６日発表・書き下ろし）
「こうけい。オルグ」２００００ＨＩＴ記念作ということで、見事にちょうど２００００ＨＩＴを獲得したたつみさんにプレゼントしたＴＳＦです。
これを機会に染色体レベルから女性になって、戸籍も変えて結婚して子供を産みたいという、たつみさんのご希望により医療変身ものをやってみました。
ああ、わたしもこんな完全なＳＲＳがやりたいな。痛いのはいやだけど（爆）

２０００１ＨＩＴのｍｋ８４２６さんが前後賞を希望していましたので、チョイ役で出演していただいております。
そして、あのマサヨさんは仲居頭に出世したうえ最愛の人と結婚！よかったですねえ。（←実在の人物とは関係ありません）

あらためて、たつみさん、ジャスト２００００ＨＩＴおめでとうございます＆当シリーズ出演への快諾ありがとうございます。
そしてｍｋ８４２６さんも出演おつかれさま。

「トイレの巻」（２００２年１０月２３日発表・２００３年３月１６日再録）
とある駅の女性用トイレに入ったＭＴＦのひとが、建造物侵入罪で警察に逮捕されるという事件がありました。結局、つかまったひとは処分保留で釈放されたのですが。
そんな事件を題材に書いてみた即興ＴＳＦです。
ちょっと重い話題を、なんとか軽く笑い飛ばしてしまえるように、という思いをこめて書きました。
各人の「心の性別」に合わせてトイレなどの設備が使えるようになる日が、早くくることを願ってやみません。

「はぐれこかとりすさんご招待の巻」（２００２年１１月２１日発表・書き下ろし）
「こうけい。オルグ」３００００ＨＩＴ記念作です。
ニアピン賞のはぐれこかとりすさんが主賓ですけど、ほかにも申告してくださった、ｍｋ８４２６さん、ＫＥＢＯさん、たつみ（多津美）さん、そして８／２６にお逢いしたときに実は２９９７０だったと聞いた（こちら参照）ふらっとさんをご招待しました。
はじめ、３００００に近いの申告者が出なかったので、ＫＥＢＯさんからオフ会形式にしようというアイディアをいただきました。そのあとではぐれこかとりすさんからいちばん近い３００１８の申告があったので、彼を主賓にしたというわけです。
はぐれこかとりすさんの申告前は、いちばん近かったのがｍｋ８４２６さんだったんですけど、３００５５というのはちょっと遠すぎるとして本人がご招待に乗り気でなかったという事情がありました。掲示板でのこのあたりの経緯が、招待作本編のカラオケの点数申告の話の元ネタになってます。申告はお早めにという教訓でもあります（苦笑）
それにつけても、狂児の間なんてあったんですね（爆）。ほかにも、ふたばの間とか一夫の間とか乱馬の間とかがあったりして？

あらためて、はぐれこかとりすさん、ニアピン賞おめでとうございます＆当シリーズ出演への快諾ありがとうございます。
そしてｍｋ８４２６さん、ＫＥＢＯさん、多津美さん、ふらっとさんも出演おつかれさま。

「風祭玲さんご招待の巻」（２００２年１２月７日発表・書き下ろし）
「こうけい。オルグ」４００００ＨＩＴ記念作です。
証拠画像までつけてジャスト４００００ＨＩＴを申告なさってくださった、風祭玲さんをご招待しました。
風祭さんがＴＳ以外の変身ものもお書きになるひとだということで、今回はニワトリへの変身をテーマにしてみました。
「コケーッ！」と「こうけい」という語呂合わせは、完成間際になって思いついたものですけど。

あらためて、風祭玲さん、ジャスト４００００ＨＩＴおめでとうございます＆当シリーズ出演への快諾ありがとうございます。

「算数問題の巻」（２００３年２月２６日発表・２００３年３月１６日再録）
日記での即興ＴＳＦは、５ヶ月ぶりになりました。

この問題の元ネタは、某進学塾「女脳研」じゃなくて「Ｎ能研」の広告で見た、某有名私立中学（男子校です……どうでもいいことだけど）の入試問題です。
もちろん（爆）、体の入れ替わりではなく、クラスの席替えが題材になっています。
電車の車内でこの広告を見た直後は、「席替えを入れ替わりに置き換えればＴＳネタになるわね、日記で紹介しようかしら」としか思いませんでした。
でも、しばらく頭の中で問題を反芻しているうちに、「そうだわ、即興ＴＳＦにしてみましょう」という案が浮かんだのです。

なお、問題の正解は、Ｎ能研（わかるひとはどこの塾だかわかるでしょうから、リンクはしません）のホームページをご確認ください。もちろん、わたし（ＴＳＦ作家のこうけい）はこちらの正解は見ないでこの話を書きましたよ！

「ｍｋ８４２６さんご招待の巻」（２００３年３月５日発表・書き下ろし）
「こうけい。オルグ」５００００ＨＩＴ記念作です。
いつも「読んだバイ♪」「わっはっは！」でお世話になっているｍｋ８４２６さんが、見事にジャスト５００００ＨＩＴを踏まれたため、晴れてご招待と相成りました。
「魔法少女に変身ＴＳしてアイドルユニットでデビューして、最後は夢オチ」というストーリーは、ｍｋさんから提案をいただいたものです。このストーリーをわたしなりに料理したところ、ｍｋさんにも受け入れられたようなので、よかったと胸をなでおろしています。
なお、「とらんす。ウィッチーズ」というのは完全にわたしのネーミングですけどね。なかなか気に入った名前です。どこかで再使用したいかなって、思ったりして。

あらためて、ｍｋ８４２６さん、ジャスト５００００ＨＩＴおめでとうございます＆当シリーズ出演への快諾ありがとうございます。

「あのひとがご招待！？　の巻」（２００３年３月１７日発表・書き下ろし）
「こうけい。オルグ」６００００ＨＩＴ記念作です。

５９９８５ＨＩＴを踏んだわたし（＝ＴＳＦ作家のこうけい）が招待という珍事かと思いきや、結局、本当の隠れた招待者は、なんとあのＷ・Ｑさん！
これまた珍事ですけれど。
白い宿泊客の正体を知っていたのは若女将だけで、ほかの従業員は気づかなかった（まさか、あのようなひとが泊まりにくるとは思わなかった）、ということにしておいてください。ちょっと苦しいけれど。

さて今回は、キリ番申告が長引いたり、ご招待者が発表されなかったりという事態となりました。今こそ真相を説明いたしましょう。
６００００ＨＩＴ達成の翌日、Ｗ・Ｑさんからメールが来ました。
６０００５を踏んだとのことです。その時点でニアピン賞でした。
しかしＷ・Ｑさんは、自分が招待されるのはなんだかおかしな気持ちがするということで、ほかに申告者が出たら６０００５より遠くてもそのひとに招待権を譲る、出ないときにだけ招待してほしいと、メールにしたためておりました。
わたしにもよくわかります。女珀館の大女将とのかねあいもありまして、Ｗ・Ｑさんを御招待するのは、なんとも妙なことになってしまいますので。

このため、わたしはＷ・Ｑさんの意を汲みまして、１０日間以上もキリ番申告を受け付けることにいたしました。
結局、申告者は出ませんでしたので、Ｗ・Ｑさんを招待することとしました。

Ｗ・Ｑさんの申告がなければ、ニアピン賞はわたしの５９９８５ＨＩＴということになります。
若女将のモデルである、ＴＳＦ作家のこうけいが招待となれば、妙だけれどもおもしろそうなストーリーがつくれそうです。その上、本当の招待者がＷ・Ｑさんとなればなおさらです。
そこで今回は、ご招待者を秘密にしたままで、記念作の執筆を進めておりました。

ところで、Ｗ・Ｑさんのサイト（ＶＩＳＵＡＬ　Ｑ）をごらんのかたはおわかりのとおり、彼女との接触は現在非常に困難となっております。
わたしも、ご招待する旨のメールを出したのですけれど、返事は来ない。
今月になって完成した記念作をメールで送っても、結果は同じ。
トップページや掲示板で業務連絡をしたけれど……。
かくして見切り発車で、記念作を掲載させていただくことになりました。
あらためて、Ｗ・Ｑさん、ニアピン賞おめでとうございます。
そして、ご連絡いただければ幸いです！

「愛に死すさんご招待の巻」（２００３年３月２４日発表・書き下ろし）
「こうけい。オルグ」７００００ＨＩＴ記念作です。
６９９９９ＨＩＴの愛に死すさんが、“真也”さんとして招待されてます。

真也さんからのご要望は、「ケモノ耳少女へのＴＳ」ということでしたので、
うさぎ耳少女への変身作とさせていただきました。
うさぎ耳って、頭身の大きいバニーガールタイプと頭身の小さいロリタイプ、両方が楽しめるのがいいですよね。
本当のうさぎになってしまうというオチも、愛に死すさんに喜んでいただけたようで幸いでした。
にわとりになった風祭玲さん（４００００ＨＩＴ記念作を参照してください）に続く、女珀館の動物変身ＴＳネタの第２弾でした。

あらためて、愛に死すさん、ニアピン賞おめでとうございます＆当シリーズ出演への快諾ありがとうございます。

「ニアピンな方々のオフ会（？）＆１周年の巻」（２００３年４月２２日発表・書き下ろし）
「こうけい。オルグ」８００００ＨＩＴ記念作です。

８００００ＨＩＴは告知がうまくいかなかったせいか、近い番号の申告が集まりませんでした。
ｔｏｓｈｉ９さんとｍｋ８４２６さんが申告してくださったのですけれど、いずれも５０以上離れてました。
実は７９９９２ＨＩＴを申告したひともいたのですが、それはわたし、ＴＳＦ作家のこうけいでした（冷汗）
そこで、今回も３００００ＨＩＴに続き、オフ会形式とさせていただきました。
出演してくださったみなさん、本当にありがとうございます。
７００００ＨＩＴでうさぎにされて売り飛ばされた真也さん（愛に死すさん）は、あまりにかわいそうでしたので、人間の姿に戻させていただきました。なお、この出演は、４／１２の名古屋のオフ会で、本人から承諾済みです。

あと、ちょうど４月２２日は、若女将の登場１周年記念ということでしたので、記念に保健所からのひとと、ＴＳランドセルを再登場させました。
１周年記念ということで、ついに若女将が初ＴＳ！　でも、オフ会終了後には元に戻してもらったそうですよ。やっぱり若女将は、魔法に頼らないＴＳを目指すのです。

「inax様の温泉旅コラム……の顛末〜若女将こうけいの温泉旅コラム　まぼろしの秘湯、ＴＳ温泉郷に奇跡を見た！（真相編）」（２００３年６月１４日発表・書き下ろし）
「こうけい。オルグ」９００００ＨＩＴ記念作は、招待者のｉｎａｘさんとの合作となりました。ｉｎａｘさんが自腹でＴＳ温泉郷に行こうとして（８００００ＨＩＴ記念作にも電子メールで登場してましたね）、若女将が出てくる自作を書いてらしたため、それを流用することとなったのです。
ｉｎａｘさんの申告数が８９９８７ＨＩＴと、９００００から少し遠かったこともありますけれど。

ｉｎａｘさんの前編は、雑誌の紀行文コラム調の文体がおもしろかったですね。ＴＳ温泉郷までの行きかたや温泉街の風景は、わたしにも目新しいものでした（爆）
わたしの後編は、若女将の視点からみたｉｎａｘさんの行動レポートという形をとらせていただいたため、いつもとは違って若女将からの一人称視点となっております。でも、こちらの文体のほうが書きやすかったかも。

ｉｎａｘさんの希望で転生ＴＳにしたのですが、転生というのは若女将シリーズでははじめてだったりしますし、わたし的にもほとんど書いたことがないはずです。
わたしの想像する転生ものというのは、星や時代を超えた転生もの（ゲーム『久遠の絆』など）とか、そこまではいかなくても転生した人物の成長を描くためとかで、作品内時間を多くとらないとストーリーが書きにくいんですよね。だから、女珀館シリーズではちょっとやりにくいかな、とも思ったのです。けれど、温泉の設定をちょっとばかりひねって、書いてみたのでした。
今後の若女将シリーズで、成長していく女の子のｉｎａｘさんをお見せできるかもしれません（笑）
なお、女装連続ひったくり犯というのは、この４月から５月にかけて新聞でも報道されていたので、記憶に残っていらっしゃる方も多いでしょうね。久しぶりに、時事ネタを絡めてみました。